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和田興産、晴耕雨耕と資本業務提携 シナジー発揮へ
不動産販売事業の和田興産【8931】は、晴耕雨耕が第三者割当増資により発行する株式を引受けるとともに、晴耕雨耕との間で資本業務提携契約を締結すると発表した。株式取得価額は125百万円。
和田興産はこれまで、地元である神戸市、明石市、阪神間において、分譲マンションを中心とした不動産販売事業及び賃貸事業を展開しており、ノンアセットビジネスなど周辺業務への進出を経営の重点課題として認識し、対応に努めてきた。
晴耕雨耕は、尼崎市、伊丹市、西宮市などの阪神間を中心に、地域密着型のマンション管理会社として約250棟の分譲・賃貸マンションの管理を行うとともに、管理事業から派生した周辺事業では、マンションの改装、修繕工事やマンション購入者に対する照明器具、家具等の販売を手掛けており、和田興産の分譲マンションの購入者に対してもそれらインテリア商品等の販売を行っている。
和田興産は、マンション管理事業を主業とする晴耕雨耕が実施する第三者割当増資を引受けることで関係を強化し、開発事業とマンション管理事業のシナジー効果の発揮に向けて、業務面における提携を実施するもの。