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日本ペイントHD、独塗料会社を完全子会社化 自動車用塗料事業拡大へ
総合塗料メーカーの日本ペイントホールディングス(以下「日本ペイントHD」)【4612】は、連結子会社であるドイツの塗料メーカー・Bollig & Kemper GmbH & Co. KG (以下「B&K」) の株式を追加取得し、持分比率を51%から100%に引き上げ、完全子会社化したと発表した。
日本ペイントHDとB&Kは2008年、中国上海において自動車用塗料販売会社を設立し、欧州系自動車メーカーの中国法人を対象として、自動車用塗料の販路拡大に共同で取り組んできた。
日本ペイントHDは、2015年4月に持分比率を51%に高め、製品ラインアップ、調達、生産における相乗効果を発揮し、中国ならびに欧州における欧州系自動車メーカーへのアクセスを増やし、販路を拡大している。
今回の完全子会社化を通じ、グローバルでの自動車用塗料事業の成長発展のための施策をさらに加速する考え。