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楽天、小売電気事業を行うクレアールエナジーの第三者割当増資を引き受けへ
楽天【4755】は、クレアールエナジー(以下「クレアール」)が第三者割当増資により発行する株式を引き受けると発表した。
クレアールはクレックスが小売電気事業を行う目的で2015年10月に設立した会社で、今回の増資に伴い、クレアールへの出資比率は、クレックス65%、楽天35%となる。
楽天とクレックスは今年7月、家庭および法人事業者に対して、新サービスを共同で開発するため、約1万世帯のモニター募集を通じて顧客ニーズなどを調査してきた。その結果、簡易HEMS(注1)から得られるエネルギーデータと顧客のマイページとの連携による有効性、LPガス事業者の強力な販売チャネルと「楽天スーパーポイント」の組み合わせによるサービスの優位性等を確認し、両社の強みをより生かすため、第三者割当増資の引き受けを決定した。
(注1) HEMS(ヘムス)とは、ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System)の略称で、センサーやITの技術を活用して、住宅のエネルギー管理を行うシステムを指す。主に、電気の使用状況の「可視化」や、住居内の機器制御を通じて省エネなど使用量の最適化を実現することが可能になると言われてる。