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ユーグレナ、竹富エビ養殖を子会社化 シナジー創出へ

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ミドリムシに関する研究開発のユーグレナ【2931】は、18日、竹富エビ養殖の株式を取得し、子会社化すると発表した。

ユーグレナは、東京大学農学部発のベンチャー企業として、バイオテクノロジーに関する研究を行っており、バイオマスの各分野において、微細藻類を利用した事業を展開している。一方、竹富エビ養殖は、八重山諸島の竹富島でクルマエビの養殖販売を行っており、クルマエビの餌料、養殖プールの水質維持には微細藻類が用いられている。

竹富エビ養殖を子会社化することによって、ユーグレナなどのバイオマスから油脂を抽出した後の副産物(脱脂タンパク質など)の飼料としての利用、ユーグレナを始めとする微細藻類の飼料としての有用性試験が自社グループ内で可能になる。

また、微細藻類の培養方法などの同社ノウハウの提供によるクルマエビ養殖の生産性の向上、収益基盤の拡大などのシナジー効果が見込まれるとして、今回の株式取得に至ったもの。