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三井金属鋼業他、九州三井アルミニウム工業を譲渡 実質的な株主移行
非鉄金属メーカーの三井金属鋼業【5706】と三井化学【4183】は、日本コークス工業【3315】などと共同で出資している九州三井アルミニウム工業の全株式について、日本産業パートナーズが中心となり設立する特別目的会社であるケイエムジェイホールディングス2への株式譲渡契約を締結したと発表した。
三井グループは、1987年のアルミ製錬事業からの撤退に際し、鋳造事業部門を残した現在の九州三井アルミニウム工業を1989年に設立し、アルミ鋳造事業中心とした事業運営を継続してきた。
各社とも経営資源の効率的運用を目指して事業の選択と集中を検討する中で、本業との事業関連性が少ないアルミ鋳造関連事業を、新たなパートナーのもとでより機動的、戦略的な事業展開を図ることが、今期からの九州三井アルミニウム工業の新中期経営計画を推進するうえでも望ましいと判断し、国内での投資運用実績が豊富な日本産業 パートナーズへの実質的な株主移行を決定したもの。