1
トクヤマ、旭化成ケミカルズの洗浄事業を承継 顧客ニーズ対応へ
大手総合化学工業メーカーのトクヤマ【4043】は、100%子会社であるトクヤマMETELが、10月1日に旭化成ケミカルズから、吸収分割により産業洗浄事業を承継すると発表した。
トクヤマMETELは、トクヤマが本年7月1日に設立した産業洗浄事業の専業会社で、塩素系溶剤で強みを持つトクヤマの製品に、フッ素系、準水系、水系の洗浄剤が加わることで、より多様な顧客のニーズに応え、さらに洗浄技術サービスやEH&S活動※など顧客視点に立った活動を進めるとしている。
※EH&S活動(Environment Health & Safetyの略)は、産業用洗浄剤の環境 (Environment)、健康(Health)、安全(Safety)に関わる情報提供、技術開発、啓蒙活動を通じて、地球環境保護、作業環境保全の推進を図り、これからも産業洗浄分野において安心して使用できる環境を整備することを目的とした活動。