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ゲーム開発のイメージエポックなど2社、破産手続き開始決定
(株)イメージエポックと、関係会社の(株)スマイルオンラインゲームの2社は、5月7日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は中野剛弁護士(虎の門法律事務所)。債権届け出期間は6月4日までで、財産状況報告集会期日は7月30日午前10時。
(株)イメージエポックは、ゲームソフトの企画・開発ならびにゲーム用映像制作などを手掛けており、ニンテンドーDSソフト「ルミナスアーク」の開発で知名度を上げ、2011年9月期の年収入高は約17億5100万円を計上していた。
しかし、ゲーム開発にともなう資金負担が重荷となっていたうえ、計画通りの売り上げも確保できず、2013年9月期の年収入高は約4億1000万円にまで減少。その後も業況は回復せず、今回の措置となった。
(株)スマイルオンラインゲームは、イメージエポックに連鎖する形で行き詰まった。
帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債は(株)イメージエポックが債権者約43名に対し約11億円、(株)スマイルオンラインゲームが債権者約5名に対し約300万円、2社合計で約11億300万円。