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住友重機械工業(6302)と三菱重工業(7011)、両社子会社による産業用クレーン事業の事業譲渡

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住友重機械工業(株)【6302】は、連結子会社である住友重機械搬送システム(株)と三菱重工業(株)【7011】の連結子会社である三菱重工マシナリーテクノロジー(株)が、産業用クレーン事業の事業譲渡に関して吸収分割契約書を締結したと発表した。

三菱重工マシナリーテクノロジーを分割会社、住友重機械搬送システムを承継会社とする吸収分割により事業譲渡を行い、三菱重工業は、住友重機械搬送システムに一部資本参加し、株主の立場から引き続きクレーン事業に関与していく方針。吸収分割日は2015年10月1日を予定。

住友重機械搬送システムと三菱重工マシナリーテクノロジーは、それぞれ得意とするクレーン機種にリソースを集中する方向で事業競争力を強化してきており、両社は、今回の吸収分割を通じて、機種およびサービスのラインナップを拡充し、さらに両社が持つ技術力・ノウハウを融合し、経営資源を最適配置することにより、国内産業の収縮に伴う市況変動に対応強化を図る。

両社は、将来的に成長原資を海外や新製品・事業に投入させ、市場選択と差別化を図り、持続的競争力を有するクレーン事業の展開を目指す。

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