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日立造船、グループ会社「日本プスネス」の株式を取得
日立造船(株)は、グループ会社で舶用甲板機器・海洋構造物各種機器の設計、製造、販売、アフターサービスなどの事業を展開する日本プスネス(株)の株式のうち、AKASTOR AS(以下「AKASTOR社」)が所有する28.0%の全株式を取得したと発表した。
日本プスネスは、1976年に設立され、1998年に日立造船グループとなった会社で、船舶をターミナルに係留するためのムアリングウインチや、沖合や台風対策での錨泊などに使用するウインドラスなどの舶用甲板機械において、合計3,000隻以上の船舶に納入した実績がある。
日立造船は、今回の株式取得により、日本プスネスの90%以上の株式を取得することとなり、グループ経営の強化を図ると共に、舶用甲板機械を自社の舶用エンジンや舶用SCRシステムなどと連携させ、舶用コンポーネントビジネスとして積極的に推進していく。