極東開発工業(7226)、ガス化溶融炉事業から撤退　株式譲渡へ

極東開発工業(株)【7226】は、持分法適用関連会社である(株)クリーンステージにて展開しているガス化溶融炉事業から撤退すると発表した。

極東開発工業は、環境事業において平成12年10月に川崎製鉄(株)（現・JFEエンジニアリング(株)）より技術導入を行い開発した「K・K サーモセレクト式ガス化改質施設の1号機」を、極東開発工業が出資するクリーンステージにて平成17年4月より稼動させ、ガス化溶融炉事業を展開していた。
しかしながら、当初想定見込みを大幅に上回る燃料費の高騰等に伴う採算性の低下や、ガス化溶融炉事業の市場性が今後見込めないことなどから、平成27年4月をもってクリーンステージの全株式を大栄環境(株)に譲渡し、ガス化溶融炉事業から撤退する。
なお、クリーンステージは事業を継続するとしている。

譲渡日は、平成27年4月を予定。