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和歌山バスケットボール、事業停止し自己破産申請へ

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和歌山バスケットボール(株)は、1月7日までに事業を停止し、事後処理を南聡弁護士(南法律事務所)ほかに一任し、自己破産申請の準備に入った。

同社は2013年1月にプロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」の運営を目的に設立された。もともとは2013年で活動を休止した実業団男子バスケットボールチームの「パナソニックトライアンズ」を継承しており、和歌山県で唯一のプロスポーツチームとしても注目されていた。チームは2013-14シーズンよりナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)のウエスタンカンファレンスに所属し、リーグで準優勝するなどの活躍を見せた。

しかし、経営面では有料観客動員数やスポンサー収入が低迷したため、同シーズン終了後にヘッドコーチの解雇や大半の選手を自由契約にしたほか、設立時からの経営陣が退任するなど、経営は混乱。新代表のもと、経営改革を推し進めていたが、新シーズンが開幕しても観客動員数は伸び悩み、加えて、選手報酬未払い問題やスポンサーからの広告料金返済請求が表面化するなどしていた。

このような状況の下、改善のめどが立たず、2015年1月7日にチームとして活動休止を発表し、今回の事態となった。

負債は現在調査中。