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みずほ銀行、タイとチリの最大手民間銀行と業務務協協定 海外進出へ
(株)みずほ銀行は、19日、タイ最大の民間銀行 The Siam Commercial Bank Public Company Limited(以下「SBC」)と商業銀行業務にかかる広範な分野での業務協力協定を締結し、21日には、チリ最大手民間銀行 Banco Santander Chile(以下「サンタンデール・チリ」)と同じく商業銀行業務にて業務協力協定を締結したと発表した。邦銀と業務協力協定を締結するのは、今回が初めてとなる。
SCBは、タイ国内にて最大のネットワークを持ち、国内の預金・貸出シェア首位を誇るタイ四大銀行の一角で、ユニバーサルバンクとして、高度なプロダクツラインを強みとした幅広い金融サービスを提供している。また、サンタンデール•チリは、スペイン最大の金融機関であるサンタンデールグループのチリ現地法人で、預金・貸出シェア首位を誇る同国最大手民間銀行である。
みずほ銀行は、ASEAN経済共同体(AEC)において中心的役割を持つアジア地域経済を担うタイと、中南米域内に広がるチリを基点とした商品の流通に目を向け、経済成長発展にともなう金融サービスを提供と事業拡大を図り、進出日系企業と現地企業とのネットワーク構築と関係強化を築くとしている。