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三菱重工業(7011)、冷熱事業のグループ会社2社を統合

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三菱重工業(株)は、冷熱事業のグループ企業である主力国内販社の三菱重工冷熱(株)と、暖房機を手掛けるクサカベ(株)の2社を統合すると発表した。両社の販売網を共通化して営業力を高めることにより、冷熱事業の強化につなげていくのが狙い。

両社はいずれも三菱重工業の100%子会社で、重工冷熱は空調機(家庭用エアコン、業務用エアコン)、暖房機、冷凍・冷蔵製品、大型冷凍機および周辺機器の販売・ 据付・サービスを展開し、クサカベは暖房機の製造・販売・据付・サービスを展開している。統合による新会社は、資本金4億円で、重工冷熱を存続会社として同じ会社名で発足する。
重工冷熱は、クサカベとの統合により、暖房機事業の強化にも取り組み、昨年10月に行った空調機と大型冷凍機の販社2社の統合で広がった販売網を活用して暖房機の拡販を図る。併せて、クサカ ベが暖房機の販売で開拓してきた官公需ルートでも、ヒートポンプやチラーなどを積極的に拡販することで、統合の相乗効果を最大限追求するとしている。