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ニコン(7731)、医療事業を成長の柱に M&Aに2000億円投じる

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(株)ニコン【7731】は17日、2017年3月期に売上高1兆2,000億円(14年3月期は9,805億円)、営業利益1,100億円(同629億円)を目指す3カ年の中期経営計画を明らかにした。
主力のデジタルカメラ事業などが成熟化する中で、医療などメディカル事業を成長戦略の柱に据える計画だ。
医療分野を含む新規事業を立ち上げ、17年3月期に売上高1,300億円・営業利益40億円を計画している。1,300億円の売上計画の中で、医療事業では1,000億円を目指す。

次期社長に内定している牛田一雄副社長は「ニコンの持つ光と精密の技術を医療分野に生かす。M&Aでメディカル事業を拡大したい」と語った。
メディカル事業や顕微鏡や測定機などのインストルメンツ事業で、M&Aの資金2,000億円を用意する予定。
また今年度から16年度までの間に研究開発費2,200億円を投じる計画で、うちメディカル事業や新規事業に500億円を充てる方針。設備投資には1,100億円を投じる。

一方で、既存事業のデジカメと露光装置については、大幅な拡大を見込まず、収益性の改善に注力する方針だ。