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KDDI、IoTプラットフォームのソラコムを買収 

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総合通信会社大手のKDDI【9433】は、IoT通信プラットフォームを提供しているソラコムの株式を取得し、連結子会社化すると発表した。

ソラコムは、通信プラットフォーム「SORACOM」を提供する、IoT領域におけるリーディングカンパニー。

「SORACOM」は、通信とクラウドを融合し、IoT/M2Mに最適化された通信をリーズナブルかつセキュアに提供。利用者は「SORACOM」のウェブコンソールやAPIから回線やデバイスを一括操作・管理できるほか、クラウド連携や閉域接続などの各種サービスを活用することにより、迅速にIoTシステムを導入・運用することが可能。2015年9月に国内でサービス開始後、米国・欧州でもサービスを開始し、120を超える国と地域で利用可能となっている。利用実績は国内外合わせて7000顧客を超えている。

ソラコムは、IoTエコシステムの構築にも力を入れており、パートナープログラム「SORACOMパートナースペース」には既に350社以上が登録。また、テクノロジーに精通した技術者を多数抱え、IoTシステム開発を担うエンジニア向けの情報発信にも力を入れており、カンファレンスやセミナーなどの自主開催や、執筆、講演も多数実績を持つ企業で、国内外のIoTの普及、発展に大きく貢献している。

KDDIは、15年以上にわたるIoT/M2Mの提供実績を有し、スマートメーターや見守りサービスをはじめ、様々な産業においてモバイル通信サービスを提供している。今後、更なるIoTの普及拡大に向け、セルラーLPWA (LTE-M/NB-IoT) や、5G等の次世代ネットワークの開発、利用者のニーズに応じたIoTソリューションの提供など、IoTビジネス基盤の整備を積極的に進めていく。

両社は、KDDIのIoTビジネス基盤とソラコムの通信プラットフォームの連携により、国内はもとよりグローバルにも通じるIoTプラットフォームの構築を強力に推進していく。加えて、これまで培ったIoT/M2Mにおける知見や顧客基盤を活用し、新たなIoTビジネスを創出していく。