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「玄品ふぐ」の関門海、中国で合弁会社設立 中国多店舗展開へ

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東証2部上場で格安フグ料理「玄品ふぐ」を展開している関門海【3372】は、主要ブランド「玄品ふぐ」を中華人民共和国でフランチャイズ展開することを目的として、既に中国でのマスターフランチャイズ契約を締結している上海颂和実業発展有限公司との間で、合弁会社を設立すると発表した。

関門海は、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふかいぐ」を中心に事業展開している。 関門海では第2次中期経営計画「成長計画」において、アジア圏を中心とした海外において「玄品ふぐ」をフランチャイズ展開していくことを計画しており、その最大の商圏である中国については、2017年3月29日付開示のとおり、関門海の株主である徳威国際発展有限公司の関連会社である上海颂和との間で中国に関するマスターフランチャイズ契約を締結している。 その後の上海颂和との協議において、上海颂和から中国における「玄品ふぐ」フランチャイズ事業を成功させるためには、関門海の持つ商品や店舗オペレーションのノウハウを十分に発揮する必要があり、 そのためには、関門海も出資する合弁会社によるフランチャイズ展開を行いたいとの申し出を受け、検討した結果、中国でのフランチャイズ展開を目的とした新会社設立に際して関門海が20%を出資することで基本合意した。

中国では、最近までふぐ食が禁じられていたこともありふぐ料理への関心は高く、また、季節を問わずに各種鍋料理を食している食環境、解禁から日が浅いためふぐ料理店がほぼ皆無である一方で広大な市場から進出余地が十分にあること、さらに関門海でノウハウを持つ中国で人気の高い「かに料理」も同時に展開することにより、今後、中国のフランチャイズ事業が大きく発展していくものと期待している。

なお、合弁会社の代表には関門海代表取締役社長田中正と上海颂和の董事長である呉文偉氏が就任する予定であり、今後は早期に合弁会社設立を進め、設立後は関門海が直接陣頭指揮をとることにより当期中にまず合弁会社の直営店2店舗の新規出店を目指すとともに、合弁会社を中国フランチャイズ本部として、中国各地域においてエリアフランチャイズ方式により早期に多店舗展開することを計画しており、当面、中国において60店舗を目指していく。