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カネカ、米国複合材料用樹脂の配合メーカーを15億円で買収 航空・宇宙分野へ参入

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東証1部上場で合成繊維、樹脂、食用油脂類、医療機器・医薬、電子材料など多角的に事業を展開しているカネカ【4118】の米州統括会社であるKaneka Americas Holding, Inc.(以下、KAH)は、航空・宇宙分野における樹脂配合メーカーであるApplied Poleramic Inc.(以下、API)の全株式を約15億円で取得し*1、連結子会社とすると発表した。

*1株式取得にあたっては、対米外国投資委員会(CFIUS:Committee on Foreign Investment in the United States)の事前承認が必要となる。

航空・宇宙分野では、航空機のエンジンなどの高熱になる部品やロケットの部材用途に、高性能複合材の需要が急速に拡大している。高性能複合材は、金属や合金に比べて重量当たりの強度、耐熱性、耐久性に優れ、一般の構造材用の複合材より高い成長が見込まれる。カネカは同分野での高性能複合材の市場が今後10年で年率10%以上の成長を遂げ、2000億円以上の市場規模に達すると予想している。

APIは1992年に設立され、高性能複合材に使用される配合樹脂に関する高い技術開発力を有し、複合材メーカーの戦略的サプライヤーとして配合樹脂を供給している。カネカも同市場の有力顧客に対してポリイミドフィルム(Apical®)、エポキシ樹脂用改質剤(Kane Ace® MX)などの高機能素材を提供しており、APIの買収により両社のコア技術を融合し当市場での成長を加速していく。

鐘かはAPI買収後も、M&Aや提携を加速させ航空・宇宙分野の高性能複合材領域でのさらなる成長を目指す。また、日本および北米のR&D拠点などのグローバルな資源を最大限に活用した研究や製品開発により、2025年には同分野において売上高200億円を目指す。

<Applied Poleramic Inc.の概要>
本社  :米国カリフォルニア州ベニシア市
事業内容:航空機などの部材に使用される配合樹脂の製造、販売
代表者 :Brian S. Hayes (President & CEO)
設立  :1992年
資本金 :619千USドル

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