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セキュリティのアズジェント社、イスラエルのIoT機器向けセキュリティ開発企業に投資

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東証ジャスダック上場のセキュリティ及び運用管理ソリューション提供のアズジェント【4288】は、コネクテッドカーやIoT機器に対するサイバー攻撃を防ぐAutonomous(自動・自立型)セキュリティ製品「Carwall」、「IoTwall」の開発元であるKaramba Security Ltd.(カランバセキュリティ 以下、Karamba社)に100万ドル(総投資額の約6%)の投資を行ったと発表した。
投資金額は、1ドル111円換算で日本円にして約1億1千万円。

Karamba社のAutonomousセキュリティ製品である「Carwall」、「IoTwall」は、コネクテッドカーやIoT機器に対するサイバー攻撃を防ぐセキュリティソリューション。 IoT機器の製造過程で電子制御ユニット(ECU)そのものにセキュリティ設定を施す。このため、シグネチャのアップデートを行うことなく、攻撃を防ぐことができる。
また、 工場出荷時の設定を自動的に学習し、その設定に沿わない振る舞いを検知、 防止するためのセキュリティポリシーを自動生成。これにより、保護対象製品のライフサイクルに行きわたるゼロデイ保護をリアルタイムに提供できる。そして、このセキュリティ機能は自動車業界に限定された技術ではなく、IoT、医療機器やドローンなどのコントローラにより制御されるアーキテクチャへの適用も可能。

この商品コンセプトの優位性から、Frost & Sullivan社より自動車業界における新商品イノベーション部門において Best Practices Awardを受賞、Forbes Israelの 2016 Top10 Security Ventureに選出されるなど、その技術と先進性が注目されている。

アズジェントは、Karamba社と2016年11月に販売契約を締結し、国内市場への販売提案活動を行う国内唯一のディストリビュータ。今回の投資はシリーズBとなり、 U.S.$1 mil.を投資し、Karamba社は研究開発、カスタマサポート、営業を拡張するために利用する。

アズジェントは、米国やイスラエルの有力VCと共に投資をすることで、今後もKaramba社と共同で日本の自動車業界およびIoT市場に自動・自立型セキュリティ技術を提供するための提案活動を行っていく。