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シャープ、鴻海子会社との業務提携によりヘルスケア・メディカル関連事業を分社化及び合弁会社化

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電気機器大手のシャープ【6753】は、鴻海精密工業股份有限公司(以下「鴻海精密工業」)の子会社であるFabrigene Limited(以下「FB」)と業務提携し、シャープグループのヘルスケア・メディカル関連事業の一部を事業譲渡等により持株会社1社及び事業会社3社に分社化したうえで、持株会社に対してFBから出資を受けることにより合弁会社とすると発表した。

シャープは、ヘルスケア・メディカル関連事業及び関連資産を、新設した会社3社「シャープライフサイエンス」「Sharp Healthcare and Medical (U.K.) Limited」「Lacamas Life Sciences, Inc.」(以下、これら3社を「事業会社」)にそれぞれ現物出資し、シャープ並びに同社の研究開発子会社であるSharp Laboratories of Europe, Ltd.及びSharp Laboratories of America, Inc.で行ってきたヘルスケア・メディカル関連事業を事業会社3社に移管。さらに、シャープが保有する事業会社3社の株式を、シャープが設立した「Sharp Healthcare and Medical Company KY(以下「SHMKY」)」に現物出資することにより、SHMKYを事業会社3社の持株会社とする。その後、SHMKYはFBを引受先とした第三者割当増資を行い、これによりSHMKYをFBとシャープの合弁会社とし、傘下の事業会社3社を共同で運営して、ヘルスケア・メディカル関連事業を展開していく。なお、FBのSHMKYに対する出資金額は2835百万円(25百万USドル)。

シャープは、2016年8月に発足した新経営体制の下、全ての事業の連携と総合力の強化を図り、事業拡大を通じて様々なステークホルダーの期待に応える方針を掲げ、早期黒字化に向けた構造改革を断行していた。今後、さらに長期的な視点に立って競争力を強化し、成長軌道への転換を図るべく様々な検討を進める中で、鴻海精密工業及びそのグループ会社との協業効果の最大化を図る上で「シャープは開発と販売に注力する」との方針の下、“技術のシャープ”の復活を目指し、シャープの競争力の源泉である技術力を強化する取り組みを進めているという。

シャープは、かねてより先進のヘルスケア・メディカル関連の事業化に取り組んできたが、鴻海精密工業においても病院経営等の医療サービスのグローバルな提供を進めており、両社が互いの強みを活かして共同で当該事業を進めていくことが、グループの事業価値向上につながると判断、今回、当該事業の分社化と合弁を行うもの。

対象となる事業は、シャープが保有していたタンパク質分析装置、微生物センサー、腸音センサー、土壌分析装置、機能水生成器、植物工場、新型血圧測定技術、マイクロ流体制御技術(バイオチップ)に関するものであり、これら事業の合弁化により研究開発を促進するとともに、鴻海グループの販路・マネジメント力を活かして販売することにより、グローバルに事業を展開する。

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