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日本アジアグループ、子会社が明治コンサルタントの株式取得

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純粋持株会社の日本アジアグループ【3751】の連結子会社である国際航業及びアスナルコーポレーションは、明治コンサルタントとの間で、同社の全事業を吸収分割により承継する明治コンサルタントの全株式を取得すると発表した。

日本アジアグループは、安心で安全、そして持続可能なまちづくりで社会に貢献することを企業理念として事業展開しており、連結子会社である国際航業は、2020年までに事業量を大きく伸張させる中期経営計画を策定し、計画達成に向け、各種社内リソースの強化を図っている状況にある。

そのような状況の中、日本アジアグループは、全国で展開するグループ全体の事業の今後の拡大及び安定を志向し、特に地元優先志向の強い北海道エリアに対する受注量の拡大に向け、同エリアに顧客基盤を有する企業とのアライア ンスや資本提携などの新たなアプローチを検討していた。

他方、明治コンサルタントは、昭和40年4月に設立され、北海道札幌市に本店を構え、全国の官公庁を中心に地質調査や土木設計等の技術サービスを展開しており、地質調査技術を利用した防災分野に強みを持つ会社であり、日本アジアグループは、今後のグループ全体の事業体制の強化及び受注機会の拡大に向け、同社との資本提携について協議を進めてきた。

その結果、日本アジアグループは、連結子会社である国際航業及びアスナルコーポレーションを通じて、平成29年2月28日を効力発生日とする吸収分割によって明治コンサルタントの全事業を承継する新明治コンサルタントの株式を同日付で取得するもの。なお、新明治コンサルタントは、平成28年12月1日付で設立された明治コンサルタントの完全子会社である。

日本アジアグループは、この株式取得により、明治コンサルタントの有する地質、防災コンサルティング技術と、国際航業が有する精緻な空間情報の構築技術等が組み合わさることで、高い相乗効果をもたらすことが期待され、気候変動に起因する防災分野の強化等、グループの事業体制の一層の強化が実現できるととともに、日本アジアグループ全体での受注機会の拡大につながり、グループ全体の企業価値の向上に資するとしている。

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