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タケエイ、銀座農園と資本提携 農業ビジネス参入へ

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  • 2016年11月18日

産業廃棄物の収集・運搬から再資源化・最終処分まで一貫処理を行うタケエイ【2151】は、Agritechベンチャーの銀座農園が実施する第三者割当増資を引受け、資本提携することにより、新たに農業ビジネスに参入することを決定したと発表した。この引受けに係る取得株式数などは、検討中として未定。

タケエイは、廃棄物のリサイクル事業と並ぶ新たな柱として再生可能エネルギーに関する発電事業に積極的に取り組んでおり、森林間伐材を燃料とした木質バイオマス発電所を国内4ヶ所(稼働中1ヶ所、建設中1ヶ所、計画中2ヶ所)で稼働・計画している。

一方、銀座農園は、自社での農業生産・研究事業のほか、企業による農業参入サポート事業を展開しており、これまでに複数の企業の農業参入を実現、加えて海外においても積極的に事業を展開。同社の強みは、高糖度トマト事業を中心とした高付加価値農業の提案力にあり、最近ではワイナリー事業(ブドウ栽培・醸造)、ナシ(JV栽培)事業など、幅広い農業技術を企業に提供し始めている。

今回タケエイが参入する事業は、タケエイが国内で展開している山林間伐材等の未利用木材を利用したバイオマス発電事業の熱エネルギーを利活用して、銀座農園が得意とする高糖度トマト栽培を青森県平川市で行い、これまでバイオマス発電事業における課題であった「熱エネルギーの活用策」となるもの。

タケエイと銀座農園は、農産物の生産販売に関わる法人を各地域に共同で運営し、あわせて両社の関係を中長期的に継続発展させることを目的に資本提携を行い、「木質バイオマス発電事業+高付加価値農産物の生産・販売+地域農林業の活性化」事業に積極的に取り組む考え。

今後タケエイが事業展開する各地域バイオマス発電所において、銀座農園の知見を付加し、同様のスキームを応用していく計画だという。