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JFEスチール、グループの電磁鋼板の加工・流通体制強化

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大手鉄鋼メーカーのJFEスチールJFE商事およびJFE電磁鋼板は、2017年4月1日を目処に、JFEスチールの100%子会社であるJFE電磁鋼板をJFE商事の100%子会社にすること、また、JFE電磁鋼板の倉敷工場をJFEスチールに移管すると発表した。

JFE電磁鋼板は、JFEスチール製の電磁鋼板の加工機能と、国内流通販売機能を担っており、同社をJFE商事の子会社とすることで国内サプライチェーンを強化し、多様化する国内電磁鋼板マーケットに対し、柔軟に対応していく。加えて、JFE商事が海外で展開する流通ネットワークにおいても、JFE電磁鋼板の技術やノウハウを活用することにより、伸びゆく海外需要を捕捉していく。

また、JFE電磁鋼板の倉敷工場は、名古屋工場や千葉工場と異なり、JFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)の構内に位置し、電磁鋼板製造から加工までの技術面において、一体で運営されている。今後、その体制をより強化し、拡大する海外マーケットや高度化する顧客からの要求にスピーディーに対応するため、倉敷工場をJFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)電磁部に移管する。

今回の再編により、JFEグループの電磁鋼板事業における国内外サプライチェーンを強化し、更なる顧客へのサービス向上と顧客満足度最大化に努めていく考え。