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オンキヨー、インドに合弁会社設立 事業拡大へ

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  • 2016年10月24日

音響機器メーカーのオンキヨー【6628】は、UNO MINDA GROUP(以下「MINDA」)との間で、インドにおけるOEM生産工場の設立を含む合弁事業(MINDA との合弁会社。以下「本合弁会社」)に向けた協議に関する基本合意書を締結すると発表した。

オンキヨーグループでは主力事業の一つとして、AV機器の製造で培った音響技術を活かし、主に車載用スピーカーユニットはじめPC、TV用のスピーカー部品を供給するOEM事業を展開している。OEM事業については、オンキヨーのオーディオ技術を他社製品にも応用し、オンキヨー製スピーカーの搭載や独自の音質チューニングを施すなど他社との共同開発を積極的に行い、「Sound by Onkyo」、「Onkyo Speakers Installed」といった、ODM向けサブブランドを強化している。さらには中国国内の車載用スピーカー需要に対応する体制整備を強化するなど、国内のみならず海外におけるOEM事業の拡大を推進している。

このような事業環境において生産拡大やコスト競争力の向上を目的として、新しい生産拠点の構築を検討してきた。その中ですでに多数の自動車メーカーが生産拠点としているインドにおいては、国内乗用車の生産が年々増加しており、今後スピーカー部品の需要も大きく拡大するものと見込まれ、インドに生産拠点を構築しインド市場へ参入することが事業拡大に有効と判断したもの。

一方MINDAは、1958年インドで創業以来、自動車や自動二輪車用機器におけるスイッチ、照明やホーン&代替燃料システムのリーディングカンパニーである。その成長戦略において、インフォテイメント、ブロー成形部品、高い技術を備えたアルミニウム合金ホイール、エアバック、ボディシーリング部品やホースに至るまでの製品を備えるインドで最も多様な自動車部品グループの一つである。長年にわたり多くの大手自動車メーカーと親密な関係を構築し、また複数の日系大手自動車部品企業とのインドにおける合弁事業のパートナーとしての実績も高く、インド国内自動車メーカーはもとより、インドに進出しているすべての日系自動車メーカーへの納入をしている企業となる。

拡大するインド市場に対応すべく、オンキヨーとの間で車載用オーディオスピーカーの生産体制を整備することはMINDAにおいてもさらなる事業拡大への重要なステップのひとつとなっている。このような環境の下、スピーカー部品における高いオーディオ技術と開発力を持ったオンキヨーと、インド国内における企業としての高い信頼性、自動車部品における高い生産能力を持つMINDAとが協業することで、スピーカー部品の新しい生産拠点を競合他社に先駆けてインド国内に構築することが可能となり、両社の事業拡大に大きく寄与することと判断し、今回、MINDAが設立する会社にオンキヨーが出資を行い、インド国内に生産工場を設立することを含めた合弁事業に関する契約締結を行うことに向けて協議を開始することを両社で合意したもの。