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ラクス、アール・アンド・エー・シーと資本業務提携

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中小企業向けのクラウドサービス(ASP)を提供するラクス【3923】は、入金回収業務特化型ソリューションパッケージシステムを開発するアール・アンド・エー・シー(以下「R&AC」)との間で、資本業務提携を行うと発表した。資本提携として、ラクスは、R&AC が実施する第三者割当増資を引受け、R&ACの株式を40百万円で取得する。

ラクスは、経費精算システム「楽楽精算」、WEBデータサービス「働くDB」、WEB帳票発行サービス「楽楽明細」等、企業の業務効率化を目的とした複数のクラウドサービスを提供している。また、2001年にメール管理・共有システム「メールディーラー」の提供を開始して以来、複数のクラウドサービスの開発・運営・育成を行ってきた。これによりラクスは、クラウドサービスの開発・運営・育成に関するノウハウを保有している。

一方R&ACは、入金消込から債権残高管理までをカバーする入金回収業務特化型ソリューションパッケージシステム「Victory-ONE」を提供、経理担当者の業務効率化に貢献するシステムを開発している。同社は2007年の「Victory-ONE」のファーストバージョンリリース以前から、入金管理に関連するノウハウを長年蓄積してきた。

ラクスが提供している販売管理システムとして活用可能な「働くDB」、WEB帳票発行システム「楽楽明細」、経費精算システム「楽楽精算」と、入金消込から債権残高管理までをカバーする「Victory-ONE」を組合わせることで、販売管理から、請求、入金消込、経費精算までを一気通貫で処理するFinTechサービスとして大幅な業務効率化が可能となる等、ラクスの提供するクラウドサービスとの高いシナジーが見込まれると判断、今回提携を行うもの。

また、ラクスの保有するクラウドサービスの開発・運用・育成ノウハウをR&ACに提供することで、同社の更なる成長に貢献し、両社の企業価値向上を目指す考え。