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スズケン、子会社の事業譲渡 ニュートリション事業から撤退

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  • 2016年9月15日

医療用医薬品卸売のスズケン【9987】は、連結子会社の三和化学研究所 (以下「三和化学」)が、ニュートリーへニュートリション事業を譲渡するため、三和化学とニュートリーが事業譲渡契約を締結したと発表した。

スズケングループは、中期成長戦略の下、医療および介護分野における新たな付加価値を創造し続け、日本に加えアジアにおいても、医療と健康になくてはならない存在になることを目指している。そのために、主力である医薬品卸売事業を中心に強化すべき事業に経 営資源を重点的に投下し、医療と健康に関わるさまざまな事業領域での持続的な成長を目指している。

国内のニュートリション事業を取り巻く環境は、高齢化の進展に伴い、緩やかな拡大基調をたどっているものの、市場参加者の増加や価格競争の激化、嗜好の多様化に伴う製品のライフサイクル短縮化が顕著になってきている。

一方、アジアを中心とした海外においては、「食と健康」に対する意識の高まりによる需要の増大が想定され、このような環境のもと、三和化学は生産・開発機能を有さずにニュートリション事業を展開してきたが、今後の事業発展を勘案するに、三和化学としてニュートリション事業をニュート リーへ譲渡することが最良と判断したもの。なお、三和化学として事業譲渡と同時にニュートリション事業からの撤退を決定し、医薬品の開発・製造および診断薬事業に経営資源を集中して付加価値の創出を図る考え。

今後、スズケングループは、ニュートリションに関する専門知識と三井製糖グループを含めた幅広い取扱いメーカーとの関係構築により、医療・介護食分野においては、日本市場のみならずアジア市場においても、市場開発および販売を行うとしている。