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日本特殊陶業、セラミックICパッケージ事業を子会社に承継 同事業の再編へ

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  • 2016年8月2日

スパークプラグ、セラミックス製品の製造・販売を行う日本特殊陶業【5334】は、グループの主要製品の一つであるセラミックICパッケージ事業(以下「PKG事業」)の構造改革の一環として、日本特殊陶業のPKG事業を、100%出資子会社であるNTKセラミック(以下「新Nセラ」)に、会社分割により承継させると発表した。

日本特殊陶業グループのPKG事業は、日本特殊陶業が設計・営業機能を、100%出資子会社のNTKセラミック(以下「現Nセラ」)が製造機能を持って行っている。

半導体用ICパッケージには、技術的観点で見た場合、セラミックでなければ達成できない要求特性が今後も存在し続けるため、日本特殊陶業グループのPKG事業はコア技術を活かすことで、存在感を示すことができると考えているが、一方業績面ではPKG事業は平成24年3月期から5期連続赤字を計上していた。

グループのPKG事業の再生を図るべく、責任と権限を明確にするとともに、より一層の収益管理の可視化を進めるため、従来の製造に特化した子会社から、製造・販売機能を一体化した独立事業会社として、平成28年7月に新Nセラを設立。日本特殊陶業と現NセラのPKG事業を、新Nセラに吸収分割により承継させるもの。

日本特殊陶業は、今回の再編により、責任と権限を明確にした自主自営の体制を構築し、徹底した収益管理を推し進めつつ、技術の強みをより活かした事業とするべく構造改革を断行する考え。