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イーレックス、太平洋セメントと合弁会社設立 再生可能エネルギーの普及促進へ

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新電力として電力売買事業や発電事業を手掛けるイーレックス【9517】は、太平洋セメント【5233】との共同出資により岩手県大船渡市(太平洋セメント大船渡工場内)に「大船渡発電」を設立し、木質バイオマス発電による電力卸事業を行うと発表した。

イーレックスは、発電事業において、2013年高知市に誕生させた第一号となるバイオマス発電所に続き、2016年秋には大分県佐伯市にて第二号となるバイオマス発電所の立ち上げ予定もあり、バイオマス発電を中心とした再生可能エネルギー電源の開発を積極的に推し進めている。

今回、大船渡市赤崎町に所在する太平洋セメント大船渡工場敷地内に、新会社が発電規模75MW(国内最大規模、再熱式蒸気タービン採用)の発電設備を建設し、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用してイーレックスへの電力卸事業を行うもので、発電所建設は2016年度より着手、2019年秋に完成し、以後20年にわたり発電・売電する計画となる。

主なバイオマス燃料は、パームヤシ殻(以下「PKS」)を予定しているが、昨今のバイオマス発電事業への参入増加を踏まえた燃料の多様化に対応する為、太平洋セメントはパームオイル搾油工程で従来廃棄されていたパーム空果房(以下「EFB」)に着目し、サラヤ、Rematec & KSN Thailand Co., Ltd(タイ)及びThe Green Biomass Sdn. Bhd(マレーシア)と協同でEFBの発電燃料化に成功。今回の事業では、このEFBとPKSの混焼により安定的な操業を確保するもの。

イーレックスはこの事業を通して、環境に優しい再生可能エネルギーの普及を促進すると共に、新会社従業員の地元採用および燃料輸送に付随する雇用の創出等により東北復興の一助と地域経済の活性化に寄与したい考え。