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大幸薬品、アース製薬と資本業務提携 企業価値の更なる向上へ

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  • 2016年7月5日

製薬会社の大幸薬品【4574】は、日用品製造メーカーのアース製薬【4985】との資本業務提携に関する資本業務提携契約の締結を行うと発表した。

大幸薬品は、『正露丸』、『セイロガン糖衣A』を主力製品とする医薬品事業と、『クレベリン』を主力製品とする感染管理事業を活動の柱としている。感染管理事業においては、二酸化塩素分子の除菌・消臭能力に着目し、世界に先駆けて二酸化塩素を用いた物体・空間除菌市場を創造している。また、大幸薬品は従前より、知的財産の蓄積、新技術の開発等に加え、他社とのアライアンス を活用した新製品・サービスの企画・販売を進めていくことが、大幸薬品の飛躍的成長のために重要であると考えていた。

一方、アース製薬は、主たるセグメントである家庭用品事業において、家庭用殺虫剤をはじめ、家庭用園芸用品、口腔衛生用品、入浴剤、消臭芳香剤、衣類用防虫剤等を事業領域として展開し、安定的な成長を続けている。特に家庭用殺虫剤においては、日本国内において50%を超える圧倒的な市場シェアを背景に、確固たる地位を築いており、また、日用品分野においても、消費者に受け入れられる製品を数多く発売している。

近年、人や蚊などが媒介する様々なウイルス感染症の脅威から、生活に関わる全ての分野において、感染予防と衛生管理に対する関心と需要が高まりつつある中で、アース製薬は、大幸薬品が保有する感染管理事業に関する特許技術等を高く評価し、また両社は、二酸化塩素を用いた物体・空間除菌の重要性と、蚊の忌避効果等の新たな可能性を共有した。

このような経緯から、今後、両社共同による製品の研究開発や販売促進活動等を推進することで、空間除菌及び消臭市場等の活性化と新市場の創出を目的とした業務提携を行い、また、両社の企業価値の更なる向上のためには、このような業務提携を積極的に推進すると同時に、アース製薬が大幸薬品に資本参加することがより効果的であると考えたため、資本業務提携契約を締結することとなったもの。