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関門海、尾家産業などを引受先とした第三者割当増資実施

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  • 2016年6月23日

とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」、かに料理専門店「玄品 以蟹茂」などを展開する関門海【3372】は、業務用食品卸売業、食品小売業を営む尾家産業【7481】、M&Aグローバル・パートナーズほかを引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。この増資による調達金額は、総額499百万円。

関門海グループは、主力事業であるとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」を中心に事業展開しているが、業績不振や過剰投資等により平成23年11月期に債務超過に陥った。その後、経営体制の見直しを進め、事業収益の向上を図るとともに、早期債務超過の解消と財務体質の強化のため、平成24年5月に総額500百万円の第三者割当増資を実施、平成25年3月期末には債務超過を解消した。しかし、平成28年3月期末の連結純資産は347百万円、自己資本比率8.5%と財務体質は依然として脆弱であり、また、借入金残高が平成28年3月期の連結営業キャッシュ・フローを大幅に上回る状況にある。さらに、主に既存店売上高の計画未達、とらふぐ相場の高騰による原価率の想定以上の上昇と本部組織強化による人件費が計画以上に増加したことにより、平成28年3月期は、中期経営計画の初年度の計画値を売上高、営業利益とも下回る結果となった。

このような状況の中、関門海は、成長計画を達成するため、売上高増加及び収益体質の更なる確立のための投資、運転資金の確保や資本増強による純資産の増加等による財務体質の強化が必要であると判断。こうした資金を確保するにあたり、関門海は未だ機動的な金融機関からの借入は容易ではない状況にあることから、資本性の資金調達により自己資本を増強することが、機動的な経営を行っていくのには必要不可欠との考えから、今回第三者割当増資を実施するもの。