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三菱重工業、真和工業と合弁会社設立 MRJなど航空機の増産へ

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総合重機メーカーの三菱重工業【7011】は、金属製品・樹脂部品を製造する真和工業と、民間航空機部品の表面処理および塗装を手掛ける合弁会社「松阪APM」を設立したと発表した。

真和工業は、トヨタ自動車の協力企業で自動車の内外装部品を生産する小島プレス工業の100%出資子会社で、金属・樹脂部品の開発、設計、製造および物流管理を手掛けている。

今回設立された松阪APMは、航空機部品生産協同組合(以下「松阪クラスター」)に加入予定で、三菱重工グループが開発している次世代リージョナルジェット機MRJの量産や、ボーイング社向け民間航空機の増産に対応するため、2017年度の生産開始を予定している。

松阪クラスターは、メーカーが集結し、加工から表面処理までの一貫生産を可能とする本邦初の中小物航空機部品製造拠点となる計画であり、松阪APMは、他のクラスター参画各社と協力し、従来にない短いフロータイムで効率的な部品生産の仕組みをつくり上げていく。