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わらべや日洋、米国プライム・デリへ出資 米国での事業展開強化へ

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主にセブンイレブン向けに調理済食品を製造するわらべや日洋【2918】は、米テキサス州にあるプライム・デリ・コーポレーション(以下「PD」)の株式を取得し、出資すると発表した。PDはプリマハムの100%子会社であり、PDへの出資は、わらべや日洋の100%子会社であるWARABEYA USA, Inc.(以下「WARABEYA USA」)が設立する有限責任会社(Limited Liability Company、以下「JVC」)により行う予定。なお、取得価額は約93百万円(86万米ドル)。

わらべや日洋グループは、国内においてセブン-イレブン向け事業の拡充を図る一方、将来にわたる持続的な成長を視野に海外展開の強化にも取り組んでおり、WARABEYA USAを介し、ハワイで35年にわたり現地のセブン-イレブンなどに弁当や惣菜等を供給してきたが、かねてより米国本土での事業展開の可能性を模索していた。

PDは、テキサス州のセブン-イレブン588店舗(2016年1月末現在)にサンドイッチなどを納入している実績がある。テキサス州は現在全米第2位の人口・GSP(州内総生産)を誇り、2010-2014年の人口増加率は全米平均を上回る7.2%増になるなど、今後も更なる成長が期待できる州であると考え、WARABEYA USAが三井物産の米国子会社を事業支援パートナーとしてPDへの出資を決定したもの。