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健康コーポレーション、パスポートの第三者割当増資を引受 財務体質を改善し企業価値向上へ

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  • 2016年4月19日

減量ジム「RIZAP」などを運営する健康コーポレーション【2928】は、全国に雑貨店を展開するパスポート【7577】と資本業務提携契約を締結し、第三者割当増資を引受、子会社化すると発表した。なお、出資金額は1138百万円。

健康コーポレーションは、「自己投資産業 No.1」をグループビジョンとして掲げ、美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業を展開しており、なかでも、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を中心とした美容・健康関連事業が業績の牽引役となっている。

また、デザイン雑貨の販売を手掛けるイデアインターナショナルを子会社化し、再建した実績を持つ。

一方、パスポートは、昭和44年の設立以来、駅ビルやショッピングセンターを中心としたテナント出店で業容を拡大、現在は直営店141店舗・フランチャイズ14店舗を全国に展開しているが、平成25年2月期より直営店売上高が急激に低下、営業利益が大きく減少し始めた。品揃えの柱となるインテリアや生活雑貨の業績悪化を受けて、過去3期間平均の当期純損失は412百万、平成28年2月期における自己資本比率は9.6%と、今後このように業績悪化した状況が続けば、債務超過に陥る懸念があるほか、中長期的には資金繰りが厳しくなってしまう懸念も看過できなくなっていた。またパスポートの今後の企業成長戦略を支えるためには、新しい「Passport」ブランドの確立に向けて積極的な設備投資が必要となり、第三者割当増資での資金調達を必要としていた。

今回、健康コーポレーションがパスポートの第三者割当増資を引き受けることで、パスポートにおいてブランドイメージを刷新するプロモーションへの投資資金を確保するとともに、自己資本の増強を図り財務体質を強化することで、金融機関や仕入先 等、パスポートの取引先からの信頼を維持・強化していくことができるとの判断に至ったもの。