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綜合警備保障、ウイズネットを子会社化 介護事業の新たな展開へ

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警備サービスを展開する綜合警備保障(以下「ALSOK」)【2331】は、首都圏で介護事業を行うウイズネットの議決権行使可能株式の69.5%を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は非公表。

ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業法人向けに、多種多様な警備サービスを提供するほか、個人の顧客向けにもホームセキュリティをはじめ、安心安全と便利を提供する取組を進めている。なかでも、高齢者向けサービスの充実・強化は最重要領域と位置づけ、介護サービスに関しても、一昨年来、HCMやALSOKあんしんケアサポートの買収等を通じ、順次事業拡大を図ってきた。

一方、ウイズネットは、埼玉県を中心にグループホームや介護付有料老人ホームをはじめとした施設系介護、デイサービスや訪問介護等の居宅系介護、更には介護にかかる周辺事業をも幅広く営む企業であり、これまで地域や利用者関係者の信頼を得て、着実に発展を遂げてきた。

今回の株式取得で、既存2社の介護事業の補完にとどまらず、事業規模の拡大と対応範囲の拡がりによりこれまで以上に介護にかかる顧客ニーズの対応が図れるとともに、既存事業との有機的な連携・融合を進めることで、新たな付加価値の提供を通じたサービス向上が図れると期待するもの。