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フジオーゼックス、三菱重工とエンジンバルブ事業統合へ

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  • 2016年1月29日

エンジンバルブ最大手のフジオーゼックス【7299】は、フジオーゼックス及び三菱重工工作機械の自動車用エンジンバルブ事業を統合することに関して、三菱重工工作機械との間で中空バルブ事業に係る株主間契約を締結のうえ、フジオーゼックスが子会社(会社名:フジホローバルブ株式会社(予定))(以下「本子会社」)を設立し、本子会社において、フジオーゼックスの軸中空バルブ事業及び三菱重工工作機械の傘中空バルブ事業における中空製造工程の製造事業に係る各権利義務を会社分割により承継し、併せて、本事業統合のうち中実バルブ事業について、三菱重工工作機械における同事業をフジオーゼックスが譲り受けると発表した。

フジオーゼックスでは、主力事業である自動車用エンジンバルブ事業において、高度化する自動車メーカーからのニーズに対応するため、通常の中実バルブだけでなく、バルブ軸内部を中空にし、金属ナトリウムを封入した軸中空バルブを早くから開発・量産し、自動車の燃費効率向上に貢献してきた。一方、三菱重工工作機械は、三菱重工業において戦前から航空機用エンジンバルブ製造技術として保有していた独自のノウハウを応用し、バルブ傘部にまで中空部を拡大することでエンジンの軽量化や燃費効率向上を実現する傘中空バ ルブを自動車用エンジンバルブとして開発し、量産体制の整備と受注拡大を推進してきた。

これまで両社間で協議を重ねてきた結果、中空バルブをそれぞれ独自に展開する両社が同事業を統合するとともに、三菱重工工作機械における中実バルブ事業をフジオーゼックスが譲り受けることが、商品ラインナップの充実、販売ルートの共通化・最適化、効率的かつ市場ニーズに即した製品開発、 原材料の調達と生産の最適化等のシナジー効果の観点から両社にとって最も有効な方策であるとの結論に達したことから、今回の事業統合について両社間で合意したもの。