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日本マクドナルド、英国ファンド ペルミラなどが名乗り

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米マクドナルドが売却を検討しているとされる日本マクドナルドHDの買収に、すしんどアキローなどを傘下に持つ、英国投資ファンド ペルミラが名乗りを上げ、20日を期限とされる入札に参加する。また、コメダ珈琲を傘下に持つことで知られるMBKパートナーズも同様の動きをしていると見られ今後の動向に注目が集まる。

日本マクドナルドは、鶏肉問題を契機に業績が悪化しており、現在130店舗の不採算店舗の閉鎖に動いており、また米国マクドナルドも日本市場を非中核としたことから今回の米マクドナルドの保有分50%のうち、最大で33%を約1000億円で売却したい考えだが、ファンド側は割高であるとの見方が強い。

買収に名乗りを上げているとされる英国投資ファンドのペルミラ アドバイザーは、1985年に設立された、英国を本拠とするヨーロッパ最大手の投資ファンド。投資実績としては、インマルサット、ヒューゴ・ボス、ヴァレンティノなどが知られ、日本でも2008年に農薬大手のアリスタライフサイエンスを2400億円、すしんどアキローをユニゾン・キャピタルから約1169億円で買収している。

また、MBKパートナーズは、アジアに特化した投資ファンドで、投資実績としては、ユニバーサルスタジオジャパン、田崎真珠、インボイスなどに投資実績としており、コメダ珈琲を運営するコメダも傘下に持つことで知られる。