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コーティング製品製造・販売のソマテック 特別清算開始決定

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  • 2015年12月1日

ソマテックは11月13日、仙台地裁より特別清算開始決定を受けた。申請代理人は池田雅彦弁護士(銀座法律特許事務所)。

ソマテックは、東証2部上場のソマールの基幹事業でもある高機能材料製品の製造・販売を目的に平成20年に設立。携帯端末機器などの市場を対象として販売促進を図ったが、生産した製品が顧客から使用承認が得られるまでに相当な時間を要し、計画通りの販売には至らなかった。

親会社から技術・営業面での人的支援や、資金的支援を受けてしのいできたが、製品品質への要求事項が高度化・多様化し、同業者との競争激化などもあり、取り巻く環境は厳しさを増した。

26年3月期は約9200万円の売上高に対して、約16億4800万円の赤字となり約29億2500万円の債務超過に陥っていた。27年3月期に入り中国市場における製品販売実績がみられたが、計画通りの業績には及ばず、減価償却費の負担や生産コストの高止まりなどが影響して単月ベースで1億円を超える赤字を計上するまでに悪化。

先行き業績改善の見通しが立たず、支援継続は困難との判断になり、26年11月28日に親会社の取締役会において解散及び特別清算方針承認が決議された。その後、同年12月31日開催の株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債総額は約60億円。