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小林製薬、米国C.R.Bard社との合弁契約を解消 経営戦略の立て直しへ

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  • 2015年10月5日

小林製薬【4967】は、持分法適用関連会社であるメディコンについて、米国C.R.Bard社との間で、合弁関係を友好的に解消し、メディコンは小林製薬の持分法適用関連会社から外れると発表した。

具体的には、メディコンの小林製薬が保有する株式(発行済株式全体の50%)全てをメディコンに譲渡するという。

メディコンは小林製薬とC.R.Bard社の100%子会社であるBard International, Incとの合弁会社として昭和47年に創立し現在に至っている。創立以来、メディコンは、医療機器の製造販売にとどまらず、医療技術の発展に貢献すべく事業の展開をしており、現在、メディコンは、C.R.Bard社が製造し供給する泌尿器科関連製品、静脈アクセス・胃瘻関連製品、血管ステント等を販売している。

一方、C.R.Bard社は、各種医療機器の開発、製造、販売を行う世界的有力企業で、従業員は全世界で約13,900名を数える。 血管、泌尿器、腫瘍の診断および治療用医療機器の分野において高い地位を確立しており、また外科専門の製品も多数取り扱っている。その製品群は世界中の病院、個人診療所、各種療養施設において幅広く販売されている。

小林製薬は、変化する事業環境の中でより競争力を高めるという経営戦略上の観点から、医療機器事業のあり方を検討した結果、合弁契約の合意解消及び本件株式譲渡が小林製薬並びにC.R.Bard社、およびメディコンにとって企業価値向上に大きく貢献する内容であると判断したもの。