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ファミマ、ファーマライズ、ヒグチ産業が合弁会社設立 収益拡大へ

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ファーマライズホールディングス【2796】(以下「ファーマライズ」)、ヒグチ産業及びファミリーマート【8028】は、平成27年4月1日付基本合意に基づき3社による合弁会社に関して協議を重ねてきたが、平成27年8月18日、契約締結に至ったと発表した。

これにより、3社は、コンビニエンスストアの持つ利便性と、調剤薬局、ドラッグストアの持つ専門性を兼ね備えた新たな業態の店舗開発及び薬剤師・登録販売者等(合計約1,000名)を始めとする人材交流、並びにそれぞれの事業における各社のノウハウや情報の融合を、合弁会社を通じて実現 し、当該会社の収益の拡大及び企業価値の最大化を目指す。

基本合意時点では、会社分割(新設分割)により新たに設立する会社にヒグチ産業が営むドラッグ事業を承継することを想定していたが、新設分割による方法と既存会社に吸収分割する方法とを比較検討した結果、ヒグチ産業の100%子会社である徳庵商事を受皿会社としてドラッグ事業を承継する会社分割(吸収分割) によるスキームが、ドラッグ事業に必要な許認可のうち会社分割により承継できない許認可の取得がスムーズに行えることや徳庵商事の営む損害保険事業とドラッグ事業が相互にシナジー効果が見込めること等、手続き面や事業面でメリットがあり、リスクも少ないことから当該スキームによることとなった。そのうえで、徳庵商事が実施する第三者割当による自己株式の処分をファーマライズ及びファミリーマートが引き受けることにより、徳庵商事を合弁会社化する。