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シスメックス(6869)、川崎重工(7012)と医療用ロボットの本格開発に着手

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医療分野において検査・診断の技術や幅広いネットワークを持つシスメックス(株)【6869】と産業用ロボットの技術を保有する川崎重工業(株)【7012】の合弁会社である(株)メディカロイドは、世界で需要拡大が見込まれる医療用ロボットの本格開発に着手し、開発、設計、製造、販売、アフターサービスの体制を構築するべく、シスメックスと川崎重工によるメディカロイドへの折半追加出資を行う。増資額は25億円で、このうち12億5,000万円を資本準備金に充当させる。増資後資本金は12億6,000万円となる。

メディカロイドは、2013年より大学病院などの医療関係者や企業、行政とも連携を図りながら、医療用ロボット開発に向けたマーケティング活動を展開しており、2015年度から本格的な製品開発のステージに入り、産業用ロボットをベースに「医療用に応用した製品」と「手術支援を目的に新規開発する製品」の新ロボットを開発する方針。

製品化に向けては、大学病院や行政など各分野とのより一層の連携を強化させ、今後、シスメックスと川崎重工と協力し、製品開発、製造、販売、アフターサービスの体制を整え、2016年度に「医療用ロボット」、2019年度には「手術支援ロボット」を上市し、2030年度には売上高1,000億円を目指す。