サントリー、スポーツクラブ運営のティップネスを日テレへ売却

サントリーホールディングス(株)(以下「サントリーHD」)は、子会社であるスポーツクラブ運営の(株)ティップネスを日本テレビ放送網(株)(以下「日テレ」)に売却する計画を立てていることが分かった。

ティップネスは、サントリーHDのフィットネスクラブ事業として事業展開をスタートさせ、後に総合商社の丸紅(株)【8002】が展開するスポーツクラブ「レヴァン」と合併し、現在、首都圏を中心に約61店舗を展開している。サントリーHDの他に、ティップネスの株主である丸紅も売約を検討しているようだ。サントリーグループの2013年度の事業別売上をみると、食品関連55％、酒類28％、健康食品やスポーツ運営などをその他とし17％の売上構成を出している。今後、サントリーHDは、主に食品関連や酒類に力を注ぐことで、経営・収益ともに着実な基盤作りを図る狙いのようだ。

しかしながら、サントリーHDは、ティップネス社売却に関して、「具体的に決定した事実はありません」とコメントをしている。