日本航空(株)【9201】(以下「JAL」)は、(株)北海道エアシステム(以下「HAC」) の株式について、10月23日付で51.2%を保有しHACがJALグループに加わると発表した。
北海道札幌市を中心に活躍するHACは、札幌(丘珠)～利尻、函館～奥尻の離島路線を含む、北海道民にとっては重要な北海道のネットワークを持つ。
HACは、22日の取締役会で、JALの出資比率を14.5％から51.2以上に引き上げるため、北海道や道内企業など複数の株主がJALに株式を譲渡することを承認し、JALはこれを受け、月内にHACを再び子会社化する方針。
HACをJALグループ化することにより、JALが持つ販売チャンネルやノウハウを活用した販売促進や、JALグループのコスト競争力を活かし、HACの経営力の強化を図る。今後もHACは、北海道のネットワークの担い手として、JALグループ一丸となって取り組んでいくとしている。