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パナソニック(6752)子会社の三洋電機、北米テレビ事業を船井電機(6839)に譲渡

パナソニック(株)【6752】は、子会社である三洋電機(株)が手掛ける北米のテレビ事業を船井電機(株)【6839】に譲渡することが分かった。取得価格や詳しい詳細に関しては、まだ決まっておらず、来年3月末に譲渡する予定を立てているという。

三洋電機のブランド「SANYO」の液晶テレビの北米での2013年度の販売は、縮小する見通しで、赤字が予想されている。親会社であるパナソニック自体もテレビ事業の売上には不安定さを持っており、パナソニックは、これを打開すべく、今回三洋の北米でのテレビ事業を売却する方針を立てた。パナソニックは、船井電機が北米で「フィリップス」や「エマーソン」のブランドの液晶テレビをアメリアカの小売業(ウォルマート・ストアーズ)にて販売する中に、SANYOブランドをプラスさせ事業の立て直しを図るという。そして、パナソニックは、船井電機からブランド使用料を徴収するという。今後、パナソニックは今回の売却などを含め、パナソニックブランドの再構築を目指すようだ。

船井電機は、今回の事業譲り受けに関して、当社が発表したものではないが、パナソニックとは合意しているとコメントをした。

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