高砂熱学工業(株)【1969】は、月島機械(株)との間で、業務および資本提携を行うと発表した。高砂熱学工業は、月島機械の普通株式を、5億円を上限に取得する。
高砂熱学工業は、オフィスビルや工場等の空調設備工事の設計・施工を中心に、建築設備工事業を行っており、今年度から地球環境に貢献する「環境ソリューションNo.1」企業を目指し、請負工事業から総合エンジニアリング企業への転換とグローバル化を図っている。
一方の月島機械も環境・エネルギー分野に力を入れており、産業の発展と環境保全、社会貢献を企業理念に、上下水道設備のプラント・機器や、化学・鉄鋼・食品等プラント・機器の設計・施工・製造・維持管理等を行っており、環境・エネルギー分野への注力や海外ビジネスの拡大を図っているという。
今回の業務・資本提携により、両社の有する環境・エネルギー関連の技術力・プラントエンジニアリング力・営業力を国内外において相互に活用し、新技術・新商品の共同開発を推進していくとともに、資機材や協力会社等の共同調達、経営資源の共有・有効活用、人材交流やグローバルエンジニアの育成等を推進していく考えだ。