ユニクロなどを展開する株式会社ファーストリテイリングと大和ハウス工業株式会社は14日、インターネット通販の増加に対応するため、両社共同出資による物流事業会社を設立し東京都江東区に、専用物流倉庫を建設し2016年に稼働させると発表した。
今後、国内主要都市に物流倉庫を開設することで、消費地に近い物流拠点を設けることで顧客にスピーディーに商品を届ける仕組みを提供し、16年をめどに即日配送を首都圏で始める計画。現在は注文後、2〜5日程度の時間がかかっていた。
今回の物流網を構築することで、店舗のリアルタイムの販売状況を確認することで必要な商品を短時間で配送したり、物流の司令塔として宅配パートナーと連携をはかることができるとしている。
投資額は200億円超とみられ、海外でも同様の取り組みを行う計画だ。