モリト(株)【9837】は、米同業大手のスコーヴィル社から株式の全持分を取得すると発表した。
モリトグループは、履物・アパレルを中心とした服飾資材と身の回り品を中心とする生活関連資材、自動車、航空機に使用する輸送機器資材の三分野に特化した経営を主軸に事業を展開。中でもハトメ、ホック等は、創業以来の主力事業。
米スコーヴィルは、グローバルにホック、ボタン、ジッパーを始めとする服飾資材の製造及び販売を展開、また航空機や医療機器メーカーにも部品を供給している。スコーヴィルの子会社化によって両社が長年に渡り培ってきた製造ノウハウや、大手アパレルを取引先に持つ販売網を活用し、グループの世界シェアの飛躍的な拡大、グローバル展開の加速を実現する等のシナジー効果が期待できるとしている。