(株)椿本チエイン【6371】は、チェーン事業のグローバル競争力強化の一環として、中国・河北省の石家庄凱普特動力伝輸機械有限責任公司(以下「CAPT社」)より、CAPT社の子会社椿凱動力伝輸機械(石家庄)有限公司(以下「TCP社」)の持分取得が完了したと発表した。
椿本チエイングループは、車製品・精機・マテハンのチェーン事業を行っており、長きに渡りCAPT社より日本および北米市場向けのスプロケット、タイミングプーリの継続供給を受けている。
今回、CAPT社は今年2月に鋳物事業とそれ以外の事業を分社して、鉄鋼製スプロケットなど一般産業用機械部品の製造会社として設立した TCP社に椿本チエインが資本参加する。
スプロケット、タイミングプーリのグローバル安定供給体制を強化するとともに、中国市場での売上拡大を図り、チェーン事業のさらなる成長を目指すとしている。
CAPT社より TCP社の51%の持分を取得し、持分比率は、椿本チエイン51%、CAPT社49%。