イオン(株)【8267】は、スーパーマッケット事業を行う(株)レッドキャベツ(以下「RC」)と資本業務提携契約を締結し、イオンがRC社を連結子会社とすると発表した。取得価格は非開示。
RC社が事業を展開する山口県西部と北部九州のスーパーマーケット業界は、消費税増税などにより価格環境の厳しさが増しており、今回イオンと提携することで経営の効率化や事業競争力の強化を図る。
両社はRC社の有する生鮮食品を中心とする地域に密着した商品調達力と、イオンの有するグローバル調達力やイオンのブランド「トップバリュ」、電子マネー「WAON」等の経営資源の融合を推し進める考えで、イオングループより常勤取締役3名と非常勤取締役2名並びに非常勤監査役1名を派遣する予定。
2014年9月22日予定でイオンは、RC社による第三者割当増資を引き受け、RC社の86.7%の株式を取得してRC社を連結子会社化し、RC社の財務基盤の強化を図り、イオンの成長戦略を推進する考えだ。