M&Aニュース配信NO.1サイト|M&A ニュース速報 | M&A タイムス

プラス、配送会社を買収し文具・家具の流通強化

文具・事務用品大手のプラスは、今年10月に軽四輪車配送の全国軽自動車運送連合会(以下「全軽連」)を傘下に収めるとした。

全軽連は、東京商事(株)が運営する軽貨物運送業者の全国的な集合体組織であり、登録会員数は約4,000名を超えている。入会金等の開業資金は必要だが、仲介手数料は無料で、全国27ヶ所にある全軽連の営業所スタッフが会員に対して仕事の紹介を行っているという。

今回プラスは全軽連を買収することで、約3000人のドライバーが所属する全国規模の輸送網を取り込み、現在の20億円規模から、3~4年の間で100億円規模に引き上げる考えだ。ドライバー不足である中、需要は手堅く、顧客の開拓を目指すとしている。

全軽連は、近年ネットスーパーを支援する企業として「デリバリー産業展」に出展し、地域密着型の小口の配送にも力を入れているという。

モバイルバージョンを終了