兼松(株)は、北海道においてペット用スナック製造事業を主業とする(株)ノースペットの事業を譲り受け、100％出資の子会社を設立し営業を開始したと発表した。
ノースペットは、北海道の新鮮な畜肉・魚介類・農産物を豊富に用いた安全・安心なペットフードの製造販売行っており、品質面や嗜好性の高さから、非常に高い評価を受けている。
国内ペットフード市場は、ペットに対する健康志向の高まりを背景に、プレミアムフードの需要が旺盛で、今後、アジア・新興国を中心として、経済成長に伴うペット関連市場の拡大が見込まれる中、「北海道」ブランドはグルメな食材としての認知度が高いとしている。兼松は、ペット用フード・スナック・用品のプライベートブランドやストアブランドの商品開発と輸入販売を行うとともに、国内メーカーへの原料・製品販売も手掛けており、今回の買収によって、兼松は、ペット関連事業における原料調達から製造、販売までの一貫運営体制を確立し、国内のみならず海外の多様なニーズにも応える体制を構築し事業の拡大と成長を目指す。