(株)電通【4324】の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、エクスペリエンシャル・マーケティング領域で市場をリードする南アフリカの広告会社「Crimson Room Communications Proprietary Limited」(以下「クリムゾン・ルーム社」)の株式60%を取得すると発表した。
エクスペリエンシャル・マーケティングとは、商品やサービスを実際に体験できるイベントを通して、ブランドに対する消費者の認知度・好意度を高めていくマーケティング手法。クリムゾン・ルーム社は、この領域に重きを置いたビジネスを展開しており、来店や購買に結び付ける各種ソリューション施策は、顧客から高い評価を得ている。
電通グループは、これまで南アフリカにおいて、マス、デジタル、OOH(屋外)などの広告コミュニケーション・サービスを提供しており、今回の買収により、今後は、世界展開しているエクスペリエンシャル・マーケティングの専門ブランド「psLIVE(ピーエスライブ)」の南アフリカを拠点として、新たにエクスペリエンシャル・マーケティングやプロモーション、PR領域のサービスが加わるため、グループとしてフルサービスを提供していく予定だ。